モーリシャス「思春期の健康のための国家戦略」を策定

インド洋に位置する島国「モーリシャス」。

この国では人口の13.6%を占める青年(10歳〜19歳)の健康状態が改善されないことから、「National Strategy for Adolescent Health 2023-2027(思春期の健康のための国家戦略 2023-2027)」を策定している。

政府の調査によると、青年の健康状態が改善されない理由は、構造的貧困や情報格差、社会的差別、児童婚などの社会問題にあるという。そのため、モーリシャスの保健福祉省や教育省などが一丸となって、戦略を定めることにしたようだ。

また、モーリシャスはWHOによる医療に関する技術支援を受けていて、青年を対象にしたサービスを提供する人を増やすためのトレーニングセッションを実施したとのこと。

10歳〜19歳の青年たちは、未来のモーリシャスを担う重要な世代。

この戦略は一体どのような影響があるのだろうか? 効果が把握できるのはかなり先だろうが、モーリシャスの動向には注目である。

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