Twitterが北米で展開している秀逸な広告が大きな話題
現在、北米でTwitter社が展開している広告が大きな注目を集めている。
「#TweetItIntoExistence」というハッシュタグ(実現のためにツイートしようの意味)と共に始まっているこのキャンペーンでは、北米各地の巨大ビルボードに各界の著名人を起用。
一見なんの関連性もないスターたちであるが、その共通点は、かつて、自身の夢をツイートしてその後に願いを叶えているということ。
そんな有名人のビルボードと、かつてのツイートを以下からチェックしてみてほしい!
シム・リウ 2018年12月3日のツイート
『OK Marvel、シャン・チーについて話そう』
ツイート当時まだ企画段階であったマーベルのヒット映画『シャン・チー』。幼い頃からヒーロー映画が好きだったシム・リウはこのツイートが発端となって、オーディションに参加。見事の主演の座を手に入れて世界的なスターになった。ちなみにインタビューによると当時のシム・リウのTwitterフォロワーは500人、現在は86万フォロワーを獲得している。
デミ・ロヴァート 2010年2月7日のツイート
『いつの日か、スーパーボウルの舞台で国歌斉唱をしたい。Onnnee dayyy...』
2002年に女優としてのキャリアをスタートさせ、2008年に歌手デビューをしたデミ・ロヴァート。このツイートから丁度10年後、彼女は2020年のスーパーボウルで圧巻の国歌斉唱を披露した。
マシュー・A・チェリー 2012年6月2日のツイート
俺はいつかオスカーにノミネートされる。先に断言しておくわ。
アメリカンフットボール選手を引退してから映像監督へと転身したという異色の経歴を持つマシュー・A・チェリー。このツイートから8年後、彼が脚本・監督を務めた『ヘアー・ラブ』は、見事オスカーにノミネートされた上に、受賞を果たした。
スティーブ・セーラー 2021年3月9日のツイート
『マジでちょっと、Xboxで働きたいんだけど笑』
盲目のゲーマーとして知られるゲーム配信者スティーブ・セーラー氏。去年末、一部の功労者にのみ贈られる「Xbox MVP」に選出された。(ちなみにXboxで働いているわけでは無いようだが、既に様々なゲームのアクセシビリティ機能のアドバイザーとしての仕事を行っている)