新生「ヴィクシー」!ダウン症を持つモデルを新キャンペーンに採用

ランジェリーブランド「ヴィクトリアズ・シークレット(VS)」といえば……。

煌びやかなショーが有名な一方、モデルに過度な露出・サービス演出や過度な減量を強い、さらにはバックステージでのセクハラが発覚。続々と汚点が明るみに出され、批判が集まっていた。

その後、“古い男性目線”的なイメージを刷新するべく、2021年から組織を全面的に改革し、再スタートを切ったばかり。

そんな新生VSのキャンペーン「Love Cloud Collection」にて、ソフィア・ジラウがモデルに抜擢!

© sofiajirau/Instagram

ダウン症を持つ彼女はプエルトリコ出身の24歳で、2019年にモデルデビュー。

VSのモデルにダウン症を持つ女性が採用されたのは初めてのことで、ソフィアはインスタグラム上でこうコメントを残した。

「ついに夢が叶った!私はVS初のダウン症を持つモデルになったのよ!」

「私を #SinLímites な(=限界のない)モデルとして見てくれるVSに感謝してる。これはほんの始まりだよ」

喜びとともに、インクルーシブな新生VSへの感謝を伝えている。

多様性と包括性の実現を目標に掲げている新生VSは、今では7人の役員のうち6人が女性。かの有名な「エンジェル」呼びも廃止し、「VSコレクティブ」という新たな呼称まで発表している。

今回ソフィアが新たなコレクティブに選ばれたことは、ブランドの目標への強い気持ちを象徴する発表だ。

“多様性のための”ランジェリーブランドへ生まれ変わったVSと、限界を超えて夢を叶えるソフィアのこれからに注目だ。

Top image: © Rodrigo Varela/Getty Images
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