グリーンジョブに従事する人をモデルにしたバービーが誕生!

アメリカの玩具メーカー「マテル」の主力ブランド「バービー」が、チンパンジー研究者として知られているジェーン・グドール博士が創設した団体「Jane Goodall Institute」とパートナーシップ契約を結び、彼女をモデルにしたバービー人形を発売すると発表した。

グドール博士は、たびたび公の場で地球の未来を考えて行動するように人々に呼びかけている。研究に熱心になるだけでなく環境のことも真摯に考えている彼女のような存在をロールモデルにしてほしいという想いから、マテルはグドール博士をバービー人形のモデルにすることを決めたようだ。

また、同社は同じタイミングで、チーフ・サステイナビリティ・オフィサー(CSO)や環境保全の科学者、再生可能エネルギーのエンジニア、環境活動家など、グリーンジョブに従事する人をモデルにした人形も発売するとのこと。これらは海洋プラスチックごみをリサイクルした素材が使われており、カーボンニュートラルの認証を取得しているという。

幼い頃からグリーンジョブに馴染みがあれば、きっと子どもたちが就きたいと考える職業も変わってくるはずだ。バービー人形はもはや、教育のためのツールになっていると表現してもいいかもしれない。

Top image: © Mattel
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。