アメリカ最高裁で初めて黒人女性が判事に！

4月7日、アメリカのジョー・バイデン大統領が連邦最高裁判所の判事に指名したケタンジ・ブラウン・ジャクソン氏の就任が、同国の上院議員によって承認された。黒人女性としては初めての就任となる。

ジャクソン氏はハーバード大学法科大学院にて博士号を取得しており、法学雑誌『Harvard Law Review』の編集長を勤めたことがある人物だ。また、公選弁護人としても活躍していた経験がある。

バイデン大統領は大統領選挙の予備選で、自分が大統領になり最高裁判所の判事を指名できる機会があれば、黒人女性を指名すると公約していた。つまり、これによって公約を実現したことになる。

ちなみに、ジャクソン氏が判事になることによって、最高裁判所の判事の数は9人中4人が女性となり、過去最多に。

今後のジャクソン氏の活動には、アメリカに暮らす人々はもちろんのこと、世界中の人々が注目するだろう。