女性教師の72%が「性差別」を経験している

4月15日から18日にかけて、イギリス・バーミンガムにて、同国の教師を代表する労働組合「NASUWT」の年次会議が開催された。

この場では、政府に対して「ミソジニー」をヘイトクライムとして認定してもらえるよう働きかけることが決まった。

そもそもミソジニーは「女性嫌悪」や「女性蔑視」と訳される言葉で、女性や女性らしさに対する嫌悪感のこと。これをヘイトクライムに認定させようとしているのは、女性教師の72%がミソジニーを経験したことがあると調査に答えているためだ。

調査対象は1500人を超えており、そのうち53%が「学校は十分にその問題に対処していない」と回答。

女性教師はミソジニーの対象になりやすいにもかかわらず、学校はきちんと解決策を用意していないというわけだ。

イギリス政府がどのような決断を下すのか? 教師の人権は守られることになるのか? そして、ミソジニーは減っていくのか?

今後の動きに注目だ。

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