福井県、全県立高校に無料の生理用品を配置へ
生理用品を経済的な理由から購入できない人に向け、無料配布する自治体が徐々に増えている。
というのも、以前「TABI LABO」でも紹介した東京・品川区を含め2021年時点では581団体だったが、2022年7月時点で715団体になっているらしい!
そんななか、福井県では新年度から県立学校にあるすべての女子トイレに無料の生理用品を配置する方針へ。こうした取り組みに伴う225万円あまりを盛り込んだ予算案を、2月の定例県議会に提出した。
保健室へ行って先生からもらうのではなく、困った時にほかの人の目を気にせず手に入れられるよう求める声が、以前から上がってたという。
すでに11の高校で試験的に導入しており、4月以降、定時制を含む県立高校や特別支援学校、それに中学校あわせて44校に拡大予定とのことだ。
徐々に増えていると先述したものの、日本には全1741の自治体があり、715団体はまだその4割程度。
スコットランドではすべての人に生理用品を無償提供する法律が施行されているし、アメリカやオーストラリア、ニュージーランド、フランスでは生理用品の無償提供が国家政策としておこなわれている。
まだまだこれから!
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