品川区で「生理用品の無償配布」がスタート

東京都・品川区で、4月6日（火）より生理用品の無償配布がスタートした。

これは、経済的な理由などから生理用品の入手がむずかしい人を対象に、防災備蓄品を活用し、区女性職員を中心に推進する「優しさをかたちにプロジェクト」の一環として実施されるもの。

現在、地域センター、支え愛・ほっとステーション、品川区役所内暮らし・しごと応援センター、子育て応援課、男女共同参画センター、区内保健センター、社会福祉協議会にて配布している。

個人情報は確認せず、専用カードを用いるなどし、声に出したり周囲を忌にしたりせずに受け取れる仕組みになっているという。

同時に、区立小学校、中学校、義務教育学校においても、児童・生徒の手に届きやすいよう、学校のトイレへの生理用品の設置をスタート。保健室へ行って、先生にお願いしなくても入手できるようになった。

それぞれ在庫がなくなり次第終了とのことだが、日本全国で、継続的に無償配布されるようになるといいなあ。