来年8月から「バンクシー」の日本初の展覧会が「寺田倉庫」で開催決定

覆面の路上アーティストが日本上陸——来年8月、東京・品川の寺田倉庫G1ビルで「BANKSY展(仮称)」の開催が決まった。

バンクシーといえば、イギリスを拠点に匿名で活動するアーティストで、政治や社会風刺といったメッセージ性の強い作風で知られている。

2018年10月には、ロンドンの老舗オークションハウス「サザビーズ」にて100万ポンド(約1.5億円)の値がついた作品『Girl With Balloon』が落札と同時に額縁に細工された“シュレッダー”によって切り刻まれるという事件で話題を呼んだ。

今年に入ってからも、イタリア・ベネチアの露店で9枚の絵を組み合わせた作品を発表して地元警察によって撤去されたり、4月には東京・港区の防潮扉で発見された“バンクシー風”のネズミの絵を東京都が都庁での展示を決めて賛否を巻き起こしたりと、世界各国でその話題は尽きない。

この「BANKSY展(仮称)」は、2020年8月29日から12月6日にわたって開催。詳細の発表は2020年春を予定しており、東京以降は大阪での開催も決定している。

謎多きバンクシーの日本初の展覧会では、どんなサプライズや仕掛けが用意されているのか。期待がふくらむばかりだ。

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。