米「ディズニー」の「身だしなみ規制」が大幅に緩和!
米「ディズニー」が先日、「ディズニールック」と呼ばれるディズニーランドのキャストの“身だしなみ方針”をアップデートしたことを発表。
ジェンダーや個人の多様性を受けて、これまでの規制が大きく緩和されたようだ。
大きな変更としては、性別に言及する項目がすべて削除されたということ。
どちらか一方の性別に言及する規制をなくしたことで、これからは好きな服装を選択することが可能となり、男性の長髪、ネイルも認可されることに。
また、今までは規制対象となっていたタトゥーやアクセサリーの着用も一部認められることになったようだ。
これらの決定は、ディズニーの社内から寄せられた要望をもとにしたもので、実際のキャストメンバーの意見が反映されたということ。
米「ディズニー・テーマパーク」部門のジョシュ・ダマロ会長は、公式ブログで「世界は常に変化しています。世界中の喜びとインスピレーションの源であり続けるために、私たちもそれに合わせて変化します」と声明を発表した。
ちなみに、日本のディズニーランドでも「ディズニールック」は存在しているが、今回の変更は適応されないようだ。
近年注目を浴びているインクルージョンと呼ばれる考え方やアクションは、今後、さらに加速度を増して世界中に広がっていくことだろう。
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