米陸軍「すべての制服で女性兵士のポニーテール」を許可

従来の女性兵士といえば、髪をタイトに、シニヨンにしてまとめ、後れ毛を一本も出さないなど、自由がほとんどなかった。

以前から、米陸軍の女性兵士の“身だしなみ”に対して、より多くの表現が必要だと指摘されてきたなか、身だしなみに関する新指針が1月に発表され、口紅ネイルイヤリング三つ編み、そしてドレッドヘアが許可されたという。

さらに5月、「ポニーテールをすべての制服で許可する」と指針が改定された。

1月の時点でポニーテールの許可は下りていたものの、帽子やヘルメット装着時に邪魔にならない長さに留めるなど、依然として厳しいルールがあった。しかし、5月の改定では、“気をつけ”をした状態で肩甲骨の下の部分まで伸ばすことが可能に。

また、表現の自由という観点以外でも、髪をタイトに結ぶことで、髪の毛や頭皮へのダメージが懸念されており、今回の改定はまさに女性兵士が抱えていた悩みを解消してくれることにつながったはず。

もちろん、安全面業務に支障のないようにというところは変わっていないようだ。

命令とあれば我が身を犠牲にする覚悟で任務に臨む兵士たちにも、個々のアイデンティティオリジナリティが認められる“多様性の時代”がついにやってきたのだ......!

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