米陸軍、2050年までに「温室効果ガス排出量ゼロ」を目指すと発表

2月8日、アメリカ陸軍が2050年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロにすると公表するとともに、その実現に向けた戦略を明らかにした。まずは2030年までに2005年比で50%の削減を目指すそうだ。

彼らが公開した資料によると、2027年までに電動の軽量任務をこなせる非戦闘車を配備し、2035年までにはすべての基地に再生可能エネルギーを使用したマイクログリッドを設置するそう。他の取り組みと合わせて、温室効果ガス排出量の実質ゼロ化を目指すとのこと。

同国のChristine Wormuth陸軍長官は「気候変動は世界の安全を脅かしており、私たちはすぐに行動する必要があります」とコメント。気候変動の影響が出てくる時代だからこそ、それによって引き起こされる自然災害を想定した訓練も行われるそうだ。

2050年は少し先になるが、アメリカ陸軍は目標を達成できるのだろうか? 注目だ。

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