2030年までにガソリン車の乗り入れ全面禁止【フランス・パリ】

地球温暖化の問題が深刻化していくなか、世界中でさまざまな取り組みがおこなわれている。

2015年には「パリ協定」が合意され、温室効果ガス削減の対策に各国が力を注いでいるなか、「パリ協定」発祥の地であるフランス・パリでは大胆な施策を計画中だとか......。

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パリの副市長であるChristophe Najdovski氏は、2030年までにガソリン車の市内への乗り入れを全面禁止するという、大胆な計画の存在を明らかにした。

パリ市議会ではすでに2024年までに軽油を燃料にするディーゼル車の廃止「Car Free Day(マイカーに乗らない日)」を発表をするなど、温室効果ガス削減に向けた数々の施策を発表。

現在、パリ市民の60%以上がマイカーを所持していないため、今回のガソリン車乗り入れ禁止がさらに人々の公共交通機関の利用を後押しすることとなりそうだ。

また、フランスのEmmanuel Jean-Michel Frédéric Macron(エマニュエル・ジャン=ミシェル・フレデリック・マクロン)大統領は、2040年までにフランス全土でディーゼル車とガソリン車の販売を停止する目標を掲げている。

環境問題に目を向けた施策が広まっている今、そろそろ“空飛ぶクルマ”のエコシステムに世代交代か?なんてことも想像したくなる。

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