フランス政府が検討中の「新たな環境対策」がニクイ!
地球温暖化の大きな原因のひとつとして挙げられる、産業や人々の生活のなかで日々排出される二酸化炭素。
世界中でカーボンニュートラルやカーボンフリーの実現に向けたさまざまな施策が実施されるなか、フランスで“目からウロコ”ともいえる政府のプロジェクトが進行中だ。
「多くのガソリンを消費し、たくさんの二酸化炭素を吐き出す古い自動車に乗っている人に、電動自転車を購入するための補助金を出します」──。
すでに国民投票に向けた準備段階にあるというこの法案、シンプルながらもじつに理にかなったアイデアだ。
古い自動車との引き換えで得られる補助金の額が、これまたじつに絶妙。その金額、2500ユーロ、日本円にして32万円ほど。電動自転車であればなかなかのスペックのものが購入できるベストな設定。
「憧れのあの自転車が買えるなら、この古いクルマ、手放しちゃってもいいかも.....」。
そう感じるフランス国民は決して少なくないはずだ。
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電気自転車に換えるということは、二酸化炭素の排出を削減することにつながる。
世界中で排気ガス問題が深刻化するなか、フランスでもその対策を試行錯誤しており、そのアイデアのひとつが、このたびの老朽車と電気自転車購入補助金の引き換えという案なのだ。
ちなみに、フィンランドでは同様の施策が実施され、成功しているという事例もある。
環境問題への対策としてはもちろんだが、国民の健康を支えるという側面でも効果的であり、新型コロナウイルスの蔓延で疲弊した心までリフレッシュできそうだ。
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