世界初!手で触れずに済む機内トイレドアを「ANA」が国内線で導入中

「全日本空輸株式会社」(以下、ANA)は、手を触れずに出られる機内トイレのドアを航空会社として世界で初めて開発した。

先月30日(金)に国内線のボーイング787-8型機の1機での導入され実運用がスタート。今後も順次導入していくとのことだ。

新たな機内トイレのドアは、航空機内装品メーカーの「株式会社ジャムコ」と昨年度より開発が進められていたもの。内側についているドアロックのノブを大型のものに変更し、ドアの引き手部分にハンドルを追加で装着。ひじ部分などでロックを解除し、ドアハンドルを引けば、トイレから出られるようになっている。

©全日本空輸

トイレで手を洗ったあと、不特定多数が触れたノブなどに触れずに肘でドアを開けてトイレ外に出ることが可能で、機内での感染リスクの低減をはかれるとのこと。

旅行先を選ぶ際の新たな尺度のひとつに加わったウイルス対策の有無と、その徹底ぶり。そこへ向かう道中も、安心&安全でいられたら、旅の思い出はきっと楽しいものになるはずだ。

Top image: © 全日本空輸
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。