「再エネ電力」利用が広がる?六本木ヒルズがはじめた国内初の取り組み

森ビルが先月初旬に、六本木ヒルズ森タワーのオフィス入居テナントに対して、再生可能エネルギー由来の電力供給をスタートしたと発表。オフィス賃貸事業者による、入居テナントへの再エネ電力の供給は国内初の試みだ。

化石燃料削減の方策として日本の産業界から上がるのは原子力ばかりで、再生可能エネルギーを推進しようという動きはあまり活発ではない。だが、森ビルのこのような取り組みは低炭素社会への移行へポジティブなアクションを続ける企業の助けにもなり、その普及にも大きく寄与するだろう。

六本木ヒルズに入居している「ゴールドマン・サックス」社は、2020年までにグローバルで使用される電力を100%再生可能エネルギーで調達することを目標に掲げており、夏からいち早く再エネ電力の供給を受けている。

今後、虎ノ門ヒルズエリアにおいても、同様の取り組みを推進していく予定とのこと。

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