「胴長短足の子ども」が増えている理由

「今の子は足が長い」と思っている人は多いはずだ。

しかしなんと、女子栄養大学によれば、17歳の全国平均値で見る現在の日本の子どもの平均身長は、最も高かった時代より3ミリも縮んでいるのだとか。

さらに詳しくその中身を見ると、座高は伸びているのに足が縮んでいるのだそう。17歳の足を見ると、最も長かった平成7〜10年頃より、平均1センチも短くなっているという。

嘘のような話だが、これは、文部科学省が調査している報告書からも誰が計算しても同じ答えが出るとのこと。つまり親の世代よりも、足の占める割合は減少していて、胴長短足が進んでいるということになるのだが、この一因として考えられているのが、携帯電話やテレビゲームなどの電子機器の使用なのだとか。

深夜までゲームやメールのやりとりに没頭すれば、生活が不規則になる。運動不足や身体の健康はもとより、精神的な健康にも害を及ぼすことも。また、スマートフォンの画面から放出されるブルーライトが脳に影響を及ぼし、健康面、精神面さらには「スタイル」にまで弊害をもたらしているのだという。

とはいえ、なかなか思い切り外出して遊べるご時世でもないだろう。大事なのはバランスなのかもしれない。

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