「子ども」が「かき氷」を食べてもキーンとなりにくい理由
何気ない一日に思えるような日が、世界のどこかでは特別な記念日だったり、大切な一日だったりするものです。
それを知ることが、もしかしたら何かの役に立つかもしれない。何かを始めるきっかけを与えてくれるかもしれない……。
アナタの何気ない今日という一日に、新しい意味や価値を与えてくれる。そんな世界のどこかの「今日」を探訪してみませんか?
かき氷の日/知覚過敏の日
毎年7月25日は「かき氷」の別の呼称である「夏氷(なつごおり)」にかけ「7(な)」「2(つ)」「5(ごおり)」の語呂合わせから「一般社団法人日本かき氷協会」が制定した「かき氷の日」です。
そしてさらに、今日は「シュミテクト」でお馴染みの「GSK」が「かき氷の日」に併せて定めた「知覚過敏の日」でもあるのですが......さて、あのかき氷をはじめとする冷たい食べ物/飲み物が歯に当たった際に“キーン”とする感覚ですが、ある程度の年齢になってから感じるようになったという人、少なくないのでは?
「シュミテクト」のサイトによると、あの“キーン”......正式名称「知覚過敏症状」は、20歳以上の世代の人が患うケースが多いのだとか。
そもそも知覚過敏とは、歯のエナメル質の内側にある象牙質が露出し、そこに冷たいものや熱いものが触れることで痛みが発生する症状のこと。
象牙質の露出の主な原因は、過度な歯磨きや歯ぎしりによるエナメル質の摩耗、“酸蝕歯(さんしょくし)”と呼ばれる、食べものなどに含まれる酸によって歯のエナメル質が融解する現象、そして加齢などによる歯茎の後退などがあげられるそうなのですが......なるほど、そのどれもが“生きてきた期間の長さ”と関連がありそうです。
幼いころ、大人たちがひとさじ口に運ぶごとに眉間にしわを寄せていたシーンを思い出し、ノスタルジーに浸りながら、今日あたりかき氷でひと涼みなんていかがですか?
......キーン。