頭キーンとなりたいあなたに、贅沢かき氷(9選)
「暑いときこそ、熱いものとか辛いものを食べればいい」って言われても、正直そう簡単に覚悟できるものではないですよね。汗をかくことでスッキリするのは分かっているんですが、キーンと冷たいものの誘惑には勝てません。
そう、夏のボスキャラ「かき氷」について話したいんです。
たとえば、全国に展開する星野リゾートの温泉旅館ブランド「界」には、地域の名産品を使った「ご当地かき氷」があります。
かき氷のためだけにわざわざ温泉旅行へ行く、なんてのも最高じゃないですか?
01.
「ぐり茶かき氷」
界 伊東(静岡県・伊東温泉)
これは、伊豆地方の特産「ぐり茶」をシロップに使ったかき氷。
「ぐり茶」は、茶葉が丸まった姿に仕上がることに由来していて、渋みや苦味が抑えられているのが特徴です。国内でぐり茶を生産している地域は少なく、中でも静岡県東部のぐり茶はお土産として全国的にも有名。
02.
「氷室かき氷」
界 加賀(石川県・山代温泉)
加賀藩の伝統行事「氷室開き」。
これは、冬の間に氷室に雪を貯蔵して作った天然氷を、徳川家へ献上するために旧暦6月1日に氷を切り出すもので、現在ではこの日に「氷室饅頭」という三色の酒饅頭を用意して、夏の訪れを祝います。
その氷室饅頭になぞらえた、3色の酒粕シロップかき氷がこちら。
03.
「生姜シロップかき氷」
界 出雲(島根県・玉造温泉)
出雲の特産品である生姜。
この生姜の絞汁と砂糖を煮詰めたシロップを使ったかき氷は、甘さのなかにもピリッとした辛さが残り、暑い夏にぴったりのスッキリ風味。
04.
「ワインかき氷」
界 松本(長野県・浅間温泉)
長野は、日本有数のワインの名産地。
この「ワインかき氷」のシロップには、信州のコンコードという品種の葡萄で作ったワインを使用していて、上品な甘味が特徴的。シロップを作る過程でアルコールが飛ぶので、お酒が苦手な人でも安心して味わえますよ。
05.
「煎茶シロップかき氷」
界 遠州(静岡県・舘山寺温泉)
静岡といえば、やっぱりお茶。宇治茶、狭山茶と並び「日本三大茶」と言われ、ふくよかな香りと味わいが魅力。なかでも希少価値の高い「香駿」の茶葉をブレンドしたお茶から作られたシロップです。
香り、甘み、渋みのバランスがとれた煎茶を、かき氷でさっぱりと味わいましょう。
06.
「万葉柚子かき氷」
界 川治 (栃木県・川治温泉)
下野のみかもの山の小楢のすまぐはし児ろは誰が笥か持たむ
「みかも山」を謡った万葉集の一節です。
その山の「柚子園」にある樹齢30年以上の古木から収穫された「万葉柚子」を使って仕上げた、さわやかなシロップ。
07.
「とちおとめシロップかき氷」
界 日光(栃木県・中禅寺温泉)
栃木名産のいちご「とちおとめ」をたっぷりと使ったシロップをかけた一品。甘みが強く、大粒のとちおとめがジューシーなシロップに生かされているそう。
そんなシロップはもちろん、豊富な水資源を誇る日光の氷はひと味違います。
08.
「梅蜜かき氷」
界 熱海(静岡県・伊豆山温泉)
熱海は日本一早咲きの梅が有名で、春には梅祭りが開催。
そんな風に梅を愛でる文化が盛んな熱海では、香り豊かな梅肉入りの「梅蜜」を使ったかき氷が食べられます。
09.
「甘酒かき氷」
界 箱根(神奈川県・箱根湯本温泉)
かつて東海道を行く旅人はみな、箱根の峠の茶屋で甘酒を頼んだといいます。栄養価が高く、夏バテ予防に効果なことも理由のひとつだったかもしれません。
もちろん、このまま濃厚な甘酒シロップを楽しむのもいいですが、別添の「小田原産 片浦レモンサイダー」を注ぐと、またひと味違う楽しみに。
ご当地ならではの「かき氷」を楽しめる星野リゾート 界。
温泉に入ったあとに冷たいかき氷を食べるなんて、ある意味とても贅沢。開催期間は、2017年7月15日(土)〜8月31日(木)まで。