地元の人が厳選した、群馬県のおすすめ温泉8選

草津温泉、伊香保温泉、四万温泉、水上温泉。

これらのいわゆる四大温泉の他にも、群馬にはたくさんの温泉地があり、その数は200以上ともいわれています。中でも、とくにおすすめのスポットを地元の人に教えてもらいました。

01.
一度は訪れたい山奥の秘湯
「法師温泉」(みなかみ町)

新潟県との県境、静かな山奥にあるのは「法師(ほうし)温泉」です。宿泊施設の「長寿館」は、本館と別館が国の有形文化財に登録されていて、一度は訪れたい歴史ある温泉地です。

メインの法師乃湯は混浴風呂ですが、男女時間交代制の玉城乃湯や女性専用の長寿乃湯もあるので、混浴に抵抗がある人にとっても安心です。ここは、浴室をはじめとする風情ある建物が、なんといっても魅力的。

02.
『テルマエロマエⅡ』の舞台
「宝川温泉」(みなかみ町)

渓流沿いに佇む、大きな露天風呂で有名な一軒宿の温泉地「宝川(たからがわ)温泉」。2010年に旅行ガイドブックのロンリープラネットが、『日本の温泉10選』の一つに選出したこともあり、多くの外国人観光客が訪れています。

豊富な湯量や泉質の温泉で、2014年に公開された映画『テルマエロマエⅡ』のロケ地となったことでも注目を浴びています。

03.
発見から800年以上
「川原湯温泉」(長野原町)

源頼朝が、浅間山麓に狩りに出かけた時に発見したとも伝えられている「川原湯温泉」。ここは、発見から800年以上が経過する歴史ある温泉です。約400年前には突然温泉が出なくなりましたが、温泉から卵と似た匂いがしたため鶏をいけにえにして祈ったところ、再び温泉が湧き出したそうです。当時、お湯を掛け合って喜んだことがきっかけとなり、今でも毎年冬に奇祭「湯かけ祭り」が開催され、県内外から多くの人が訪れています。

ここ数年は、20代の老舗旅館後継者も相次いで誕生しており、伝統と新しい文化の融合が進んでいるようです。また、八ッ場(やんば)ダムの建設事業に伴って温泉旅館の移転も進み、新たな温泉街が形成されつつあります。

04.
日本屈指の高所温泉
「万座温泉」(嬬恋村)

万座(まんざ)温泉」は、標高1,800mに位置する日本屈指の高所温泉です。「万座は地熱の上にある」といわれるほど、湯量が豊富で高温となっています。濃い硫黄泉である白濁の湯は、胃腸病や神経痛によく効くともいわれていて、名所の「空吹」からは蒸気がモクモクとたちのぼっています。

05.
川が露天風呂になる
「尻焼温泉」(中之条町)

長笹沢川を堰き止めて作られた「尻焼温泉」。川の湯とも呼ばれ、まさに自然の中の天然露天風呂です。痔を治す効能があるとされていて、川原に穴を掘ってお尻だけを湯にあてて治療をしていたという昔話があるほど。「しりやき」というユニークな名前は、そういったことが由来となっています。

川の湯だけに、入浴は無料。更衣室は設置されていないので、事前に水着に着替えておくことをおすすめします。

06.
温泉マーク発祥の地
「磯部温泉」(安中市)

天命3年(1783年)の浅間山大噴火の時に、湧出量が増したといわれる「磯部温泉」。皮膚病や慢性消化器病などへの効能があり、有名な温泉マークの発祥の地でもあります。

磯部せんべい」は、この温泉を使って仕上げられる磯部温泉の名物です。店ごとに味や形に特徴があるので、食べ比べするのも楽しいですよ。

07.
イノブタ料理が食べられる
「塩ノ沢温泉」(上野村)

群馬県西部の上野村。そこの大自然の中に湧くのは「塩ノ沢温泉」です。柔らかな湯ざわりの温泉もさることながら、この村ではイノシシとブタをかけ合わせて生まれたイノブタ料理が名物。

温泉でリラックスした後は、村外ではなかなか手に入らない貴重なイノブタの赤身肉を食べてみるのはいかがでしょうか。

08.
上州の薬湯
「赤城温泉」(前橋市)

関東平野の端、赤城山の中腹に位置する「赤城(あかぎ)温泉」。その効能から「上州の薬湯」とも呼ばれ、元禄2年(1689年)には湯小屋が建てられたことが判明している歴史ある古湯です。

小さな宿が点在し、前橋市内ながらしっかりとした露天風呂を楽しむことができます。

 

群馬県全域からまんべんなくご紹介しました。

東京からだと、日帰りでも十分楽しめるところもあります。都合に合わせて旅行プランを考えることができるので、行きやすいですよね。

画像提供・取材協力:群馬県
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