アルコール入りのマウンテンデューが発売決定!

みなさん、いま“キている”ドリンクといえば何でしょう?

長らくクラフト系ドリンクの人気が続いているけど、それに取って代わる勢いで人気沸騰中なのが、ハードセルツァーハードティーといった炭酸系酒類

そんな流行を汲み取って、炭酸飲料の大本命である米「ペプシコ」社から注目の新商品が登場!

© The Boston Beer Company, Inc.

そう、これはあの「マウンテンデュー」のアルコールバージョン、その名も「HARD MTN DEW」。

しかも、アルコール入りを生産するにあたって「ペプシコ」がコラボしたのは、「ボストン・ビール・カンパニー」だ。

昨年からハードセルツァーやハードティー部門で大成功を収めている同社の助けを得ることは、新産業に参入する「ペプシコ」にとって心強いことこの上ナシ。

一方の「ボストン・ビール」にとっても、炭酸飲料として根強い人気を誇る「マウンテンデュー」を手がけることは、さらなる認知度UPも期待でき、互いにとって最高のパートナーといったところだろう。

そんな「HARDS MTN DEW」は、アルコール度数5%と低めの設定に「マウンテンデュー」特有の爽やかな風味。さらに人工着色料不使用かつゼロシュガーと、まさにハードセルツァーのお手本のような仕様であるそう。

ちなみに、先述したハードセルツァーのブームには現代ならではの要因が。

というのも、新型コロナウイルス感染症の影響でレストランやバーが営業停止を余儀なくされ、アルコール産業が厳しい状況に立たされるなか、自宅で手頃に楽しめるヘルシードリンクとして注目を集めたというわけ。

「外出自粛とはいえ苦しいご時世だし、アルコールの力を少しくらい……」と感じている消費者の声を聞き取ったかのような、ちょうど良さ。

健康志向が広がった2012年には人工着色料を廃止し、常に消費者の趣向にあわせて味を調整してきた「マウンテンデュー」。長く売れているということは、それだけ時代のニーズに沿った革新を続けられているということ。

© Aaron MJ Gore/Twitter

ところで、アメリカでは2022年初頭の発売を予定していて、すでにフード系メディアがこぞって取り上げる注目度の高さ。日本への出荷はいまのところ未定のようだが、ハードセルツァーブームが花開けば……。

ぜひとも味わってみたいところ。今後のトレンドの流れに注目しつつ、時代に合わせて確信を遂げた、ご長寿ドリンクに拍手を送ろう。

Top image: © The Boston Beer Company, Inc.
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