このシンプルなバックパック、材料はなんと「木」だった!

「実用性」にこだわったアウトドア用品などを数多く生み出してきたスウェーデンのブランド「フェールラーベン」から、樹木と選び抜かれた100%バイオベースの原材料で作られたバックパックが登場した。

その名も「ツリーカンケン」

1978年に登場した同ブランドの人気商品である「カンケン」のニューモデルは、新たに化石燃料由来の素材に代わる素材として「Pine Weave(パインウィーブ)」を採用。

これはフェーンラーベルが独自に開発した素材で、木材を煮詰めて作ったセルロースからフィラメントファイバーを生成し、それを生地にしたもの。高い耐久性と機能性を兼ね備えており、まさに「実用性」にこだわって作られた生地というわけだ。

©ワイエスインターナショナル株式会社

原材料はフェールラーベンのホームタウン、北スウェーデンのエルンシェルツヴィクにほど近い認証を受けた森林から調達。原生林には一切手を付けておらず、環境への配慮もしっかりとなされている。

「ツリーカンケン」のデザインは初代モデルの「カンケン」からインスピレーションを得ていて、長い年月が経ってもデザインをほとんど変えずにシンプルさと機能性を保ってきたシリーズの歴史を受け継いでいる。

持ち手のストラップはフロントの下部まで縫われていて、フロントポケットは存在しないシンプルなデザインがかわいらしく、カラーは全4色。

子どもから大人まで、タウンユースでもアウトドアシーンでも使い分けられるエコなバッグパックは8月16日より発売中だ。

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