「サンシャイン劇場」の舞台が転生!「ストリートファニチャー」として池袋の路上に現る
日々を暮らす街、買い物にでかけた街、ぶらぶらと休日を過ごす街。オープンないつもの街空間をリビングのように過ごせるようになったら......。
それを実現するような試みとして、先月16日(土)から2022年1月31日(月)までの期間、池袋駅東口に位置するグリーン大通りの歩道沿い3ヵ所に、ベンチなどのストリートファニチャー(家具)が出現している。
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これらの木材は、リニューアル中の「サンシャイン劇場」で破棄される予定だった舞台の板材を再利用。
地域の人たちが寛ぐ日常の舞台へと活躍の場が継がれているのだ。
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また、「良品計画」が販売するまな板の材を作っている高知県の「株式会社土佐龍」から、まな板に使うことが難しい節あり、芯持ちの端材などを仕入れ、ファニチャーの一部に使用。
地域や日本国内の資源を循環させる、持続可能な生産消費形態を目指したストリートファニチャーとなっている。
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仕掛けているのは、リビングのように居心地のいいまちなかを目指すプロジェクト「IKEBUKURO LIVING LOOP(イケブクロリビングループ)」。
豊島区や池袋を拠点とする企業や店舗と連携し、「まちなかリビングのある日常」をコンセプトに、グリーン大通りや南池袋公園などでマーケットの開催やストリートファニチャーの常設化に向けた社会実験などを実施していく。
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今回のプロジェクトによる設置の3ヵ所は、グリーン大通りの南池袋公園近くにある池袋ニッセイビル前、あおぞら銀行前、 IKEBUSバス停横。
同エリアで利用者層やアクティビティの変化などを調査し、公共空間でのさまざまな過ごし方の創出を目指していくとのことだ。
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