テイクアウトでも「スタバ」のカップをリユース。11/22からはじまる「Re&Go」

使い捨てるのではなくリユース。エコなこれからの暮らしには、もはやスタンダードなスタイルかもしれない。

それをテイクアウトでも実現しようという試みを「スターバックス」が今日22日（月）からスタートする。

仕組みは、繰り返し使える耐久性のある貸出カップでドリンクを提供。店舗に返却、パートナー企業での洗浄を経て再利用しようというもの。

実証実験の第1弾は、東京・丸の内エリアにある10店舗で実施。期間は2022年5月31日までとなっており、利用料金は実証実験スタート時は無料。

利用者は、リユースサービス「Re＆Go」の公式LINEアカウントから友だち登録して、「お店を探す」で店舗を検索。店舗で同サービス利用を伝えたら、専用カップに付属されたQRコードを読み取って借りる流れ。

返却は、同じくLINEアカウントの「容器を返却」をタップしたら、店頭に掲示しているQRコードを読み取ってからカウンターに返却することになる。

貸し出される容器は保温、保冷に優れたステンレス製で、ベンティサイズを除いたホット、アイスのドリンクに対応。シリコンパッキンが付いた樹脂製のフタにより、持ち運びも考慮した仕様となっている。

専用カップは、テイクアウトだけでなくイートインでも利用可能。思い思いの場所に持ち運んで「スタバ」のドリンクを楽しめるというわけだ。

2030年までに廃棄物を50％削減する目標達成を掲げる「スターバックス」。その一環でもある今回のサービスだが、すでに韓国では同様の取り組みをスタート。

エコな社会になっていくうえで、日本でもこのリユースカップによる循環型スタイルの広がりに期待するばかりだ。

【実施店舗】
丸の内ビル店、グランスタ丸の内店、KITTE丸の内店、丸の内オアゾ店、丸の内新東京ビル店、丸の内三菱ビル店、大手町プレイス店、大手町東京サンケイビル店、新大手町ビル店、皇居外苑 和田倉噴水公園店（12月1日オープン予定）