コーヒーテイクアウト率が最も高い国は、日本だった

“For here or to go?”

アメリカのコーヒーショップで必ず聞かれるこのフレーズ。「ここで飲む(For here)か、持ち帰り(To go)か、どっちにする?」という質問だということは、だいたい察しがつくでしょう。ちなみに、持ち帰りカップのことは「To go cup」。

でも先日、オーストラリアのカフェで「Take away?」と聞かれ、一瞬戸惑ってしまいました。だって同じテイクアウトの意味でも、アメリカ英語は「To go」、それがオーストラリアやイギリス英語だと「Take away」、さらに日本では「Take out」。と、表現もバラバラ。

たしかに英語でも「Take out」という単語は使います。が、どちらかといえば「Take-out food」など名詞としての活用が主。

コーヒーカップ片手の出勤は
日本の朝の恒例行事?

©iStock.com/SanyaSM

アメリカではコーヒー片手に歩く人が多くて、とくに朝のビジネス街の“片手コーヒー率”はものすごく高い(自分調べ)。もはや必須アイテム、と言いたくなるくらい。それに比べて日本では、コーヒー片手に歩いている人はそんなに見かけないですよね。

つい先日、母と待ち合わせをしているときのこと。母が来る前にTo go cupでコーヒーを買い、歩きながら飲んでいたら、到着するなり「行儀が悪いからやめなさい!立ち止まって全部飲むか飲まないか、どっちかにして」と、いい歳して怒られてしまいました(笑)
「日本ではそう思われるか〜」と内心思いつつも、ちゃんと立ち止まって一気飲みした自分もエラい……。

そんなこともあり、日本ではテイクアウトして飲んでいる人は少ないんだろうか、調べてみることに。すると、思いもよらない結果が。

だって、
日本がまさかの1位!?

©279photo Studio/Shutterstock.com

The NPD GroupのCREST®によると、13カ国のコーヒー注文数に占めるテイクアウトの割合次のとおり。まさかまさかの日本が1位!

【1位】日本: 48%

【2位】米国: 45%

【3位】カナダ: 43%

【4位】韓国: 35%

【5位】オーストラリア: 23%

【6位】ドイツ: 17%

【6位】フランス: 17%

【6位】ロシア: 17%

【6位】英国: 17%

【10位】ブラジル: 13%

【11位】中国: 10%

【12位】イタリア: 3%

【12位】スペイン: 3%

※NPD Japan「Coffee-to-Go Gose Global」より引用

片手カップ率が断然多いと思っていたアメリカよりも、テイクアウトをチョイスする日本人の割合が高いとは……ちょっとびっくり。イタリアやスペインは、ゆっくり、まったりカフェでコーヒーを飲みながらおしゃべりしている情景が思い浮かぶので、割合が低いのは予想通りでしたけど。

日本はどちらかというと「コーヒーを飲む時間を楽しむ」というよりは、「眠気覚ましやパワーチャージのために持ち帰って会社で飲む」という人が多いのかもしれません。コンビニコーヒーの台頭もこの数字の要因かもしれませんね。

「お持ち帰り」を意味するワードが、同じ英語圏内でも異なっていたり、国によってコーヒーを飲むシーンや目的に差があったりと、一口に「コーヒーのテイクアウト」といっても、文化背景やお国柄が出ていておもしろいものですね。

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