自然とひとつになる「Allbirds」のトレイルシューズ

「イミ消費」がユーザー思考に根付くようになって久しいが、ことスニーカーにおいてその意味や価値をボクたちに最初に実感させたことでいえば、「Allbirds」は間違いなくパイオニアだ。

今年も数々の新シューズをリリースしてきた同社だが、先日、ブランド初となるトレイルモデル「THE TRAIL RUNNER SWT」を発表。タウンユースだけでなくトレイルにも「Allbirds」の時代がやってきた。

山道や悪路での快適性が求められるトレイルシューズは、自然のパフォーマンスをいかして開発。

自然から生まれ、自然のために作られた高性能トレイルシューズをうたう同製品、柔軟でクッション性のあるミッドソールに刻印された「MADE FROM NATURE, FOR NATURE」が、自然環境に敏感なランナーの心を刺激する。

最大の特徴は、天然ゴムを採用したアウトソール。マウンテンバイクのタイヤから着想を得たデザインだそうで、凸凹のある地面での安定性と推進力を発揮するようだ。

耐久性・快適性・機能性を追求したつくりといえど、そこは「Allbirds」。サステイナブルなそれは従来のモデルと変わりない。

アッパーからソールに至るまで、自然由来素材やリサイクル素材を用い、メリノウールとリサイクルポリエステルが配合されたリップストップ生地は、耐久性と通気性に優れ、全天候対応型だ。

ちなみに、シューズの名に冠された「SWT」は、ブランドを代表する天然由来素材、「Sugar（サトウキビ）」、「Wool（メリノウール）」、「Tree（ユーカリ）」を意味するらしい。

こういう部分なんだよなぁ。

より自然と一体になれるトレイルランやハイクを楽しみたいなら、選択肢はひとつしかないんじゃない？

『THE TRAIL RUNNER SWT 概要』

【発売日】2021年10月14日（木）
【販売店】Allbirds 原宿、Allbirds 丸の内、オンラインストア
【サイズ展開】22～30cm
【カーボンフットプリント】16.3kg CO2e
【価格】1万7000円（税込）