マックのキャッチコピーが改定。一人で食べる時代は終わり

新型コロナウイルスの影響もようやく収まりはじめ、感染対策も緩和されつつある昨今。

ずっと自宅一人での食事が続いて寂しかったのでは? だから、日常のなかで取り戻したいのは、やっぱり外食!とくに、みんなで食べる食事だ。

そんな気持ちを読み取ってか、ベルギーのマクドナルドが始めたのが……。まずは、動画をチェック!

© McDonald's Belgium/YouTube

……騙された?(笑)

お決まりの「i'm lovin' it」から「we're lovin' it」に移り変わるなんて、それだけみたらいい話の雰囲気だったのに。

「me」から「we」へと変わっていく少しセンチメンタルな動画前半分からのギャップ。動画のクオリティもそこそこ高いところが憎めない。こういうところ、西洋のユーモアセンスを感じずにはいられない。

確かにあったら盛り上がる。運ぶのはかなり大変そうだし、リンボーダンスに使われるってもう、フードトレイの体はなしてないけど。

ネタとしか思えない取り組みも、実際に店舗で導入されているというのだから、その本気度は確かだ。

ちなみに過去には、似たようなトレイでこんなものが。

© MARCH GUT INDUSTRIAL DESIGN OG.

こちらはデザインスタジオ「March Gut」がオーストリアのホテルのためにデザインした、「ソーシャルディスタンスのためのフードトレイ」。

なんと、アイデアは真逆

もしかしたら、新型コロナの収束をみて、感染防止アイテムをパロったのか? それともたまたま?(笑)

とはいえ、あんなに大掛かりな集団がいたら他のお客さんは引きそうだし、結果的にソーシャルディスタンスは生まれたりして。

とにかく全力でふざける、ユーモアたっぷりで憎めないベルギーのマクドナルドに拍手を送ろう。

「騙されても、マック好きでしょ?」と言わんばかり。返す言葉は……?

 

“we're lovin' it!”

Top image: © Alexandros Michailidis/Shutterstock.com
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