「ポラロイドカメラ」誕生のきっかけが......かわいすぎ。

何気ない一日に思えるような日が、世界のどこかでは特別な記念日だったり、大切な一日だったりするものです。

それを知ることが、もしかしたら何かの役に立つかもしれない。何かを始めるきっかけを与えてくれるかもしれない……。

アナタの何気ない今日という一日に、新しい意味や価値を与えてくれる。そんな世界のどこかの「今日」を探訪してみませんか?

「ポラロイド」が「インスタントカメラ」を発売した日

フィルムカメラと呼ばれる銀塩フィルムを使った従来のカメラとも、さまざまなデジタルテクノロジーを搭載し、誰でも簡単にプロ顔負けの写真を撮影できるデジタルカメラとも違う、アナログでノスタルジックで、でも、今はその風情が逆に新鮮な魅力となって多くの人を惹きつける、インスタントカメラ。

今日11月26日は、米「ポラロイド」社が世界ではじめてとなる「インスタントカメラ」の販売を開始した日です。

ときは1943年。科学者にして発明家、そしてポラロイドの創業者であるエドウィン・ハーバート・ランドは、幼い娘との団らんの最中にこう言われました。

「どうして撮った写真はすぐに見られないの?」

世は第二次世界大戦の真っ最中。ランドは「ハーバード大学」在学中から研究していた偏光技術の事業化に成功し、ミサイルを自動制御するシステムの開発などに参画していました。

終戦後、娘のかつての言葉を忘れることができず、撮った写真をその場で見ることのできるカメラの開発に着手。

そして、今から73年前の1948年、現像液をフィルムに内蔵する画期的なシステムにより、世界初のインスタントカメラ「ポラロイド・ランド・カメラ」を世に送り出したのです。

現在は欧州に本部を置く同社のHPには、こう記されています。

私たちの人生は、人生を変えるような瞬間や、

人生を作るような日常の瞬間など、

すべてが瞬間によって成り立っています。

今日の世界では、目の前にあるものに

感謝する時間があまりありません。

すべてが一時的で使い捨てのように感じられます。

少し重いシャッターボタンを押し、フィルムを押し出すギアの稼働を指先で感じ、出てきた写真を優しく指先でつまんで絵柄が現れるのを待つ......。

そんなちょっとした瞬間の連続を、今日は楽しんでみてはいかがでしょうか。

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TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。