Gucciメタバース構築へ!「架空の土地」を購入
ファッション界の中でも、最新テクノロジーへの感度が高い「グッチ」。
昨年もARアプリとのコラボやNFTコレクションの発表、「Roblox」上でのバーチャル商品展開などで話題をさらった同ブランドはこの度、ついにメタバースへ参入するようだ。
© gucci/Instagram
今月10日、グッチが人気メタバースプラットフォームの「The Sandbox」にて仮想空間上の土地を購入したという発表があった。
The Sandboxとはブロックチェーンを基盤とするゲームで、ユーザーは「LAND」と呼ばれるメタバース上の土地を売買したりオリジナルコンテンツを構築したりできる。
『マインクラフト』や『どうぶつの森』をNFT風にアレンジしたようなゲーム、といえば分かりやすいだろうか。
グッチはこの「LAND」を購入し、独自の空間とコンテンツを作り上げる準備に入ったというわけだ。
コンテンツの詳細は明らかにされていないものの、『Vogue Business』の情報によると、昨年ローンチされた「Gucci Vault」によるデジタルファッション体験やThe Sandbox上のアイテム購入などが提供される予定だそう。
昨年には大規模なエキシビションを開催し、ユニークな美の空間を作り上げたグッチだけに、より自由にクリエイティビティが発揮できるメタバース空間の構築には期待できそう。
続報を待とう。
Top image: © Sergio Di Pasquale Luci/Shutterstock.com