この超小型アクセサリーは、超大切な「あるもの」を守る役割を担っています。一体なんでしょう?

フェンディの2022 - 23秋冬メンズコレクションに登場した、こちらの超小型アクセサリー 

じつはこれ、ある重大な役割を担うものなんだけど、何に使うものかご存知? 

© フェンディ・ジャパン株式会社

答えは、暗号資産のハードウェアウォレット 

厳密にはハードウェアウォレットを装飾するためのケースで、フランスのデジタル資産・ウェブ3.0プラットフォームの権威である「レジャー」社の最新デバイス「レジャー ナノS」のためのアクセサリーだ。 

さて、そもそも「暗号資産のハードウェアウォレット」とは何か。 

これはビットコインなどの仮想通貨やNFTといったデジタルデータの資産を保護するデバイスで、簡単に言うと、デジタル資産専用の“未来型金庫”。 

様々な資産を一つのデバイスで保護できるうえに、完全に通信環境から隔絶された「コールドウォレット」であるため、ハッキングやフィッシングの被害に遭うこともない。 

また、トランザクション(入出金の処理のこと)の速度に応じて手数料を調整する機能もあるため、取引所の高い手数料を回避して管理できるメリットもあるそう。 

そんな理想の金庫であるハードウェアウォレットのケースを、一流ブランドであるフェンディがデザインしたということは、また一つ新時代のラグジュアリーアイコンを定義するマイルストーンになったと言えるだろう。 

公式リリースによれば、これらは「デジタルメモリーが有形美術品と共存する近い将来を垣間見せてくれる」ものだという。 

アートも通貨も、まるごと収める美しき高級金庫。今は珍しく感じられるアイテムだが、これから少しずつ普及していきそうだ。

6月16日よりオンラインストアで先行予約が開始されていて、7月14日に限定数が販売されるとのこと。

それにしても、何万、何億円もの資産を20万円超えのケースが守っている……想像するだけで気が遠くなるような話だ。

© フェンディ・ジャパン株式会社
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Top image: © フェンディ・ジャパン株式会社
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