子育てにおける父親の大切な7つの役割
子育てにおいて父親に求められる役割は何でしょう?
一般的に求められている役割を7つ紹介します。家庭の中の父親像がぶれないということは、子育てにおいて何よりも大切なことです。父親の役割が明確になっている家庭は、子供の精神状態が安定すると言います。ここで紹介する役割が、父親像の確立に役立てば幸いです。
1.子育てに参加して「頼りになる姿」を見せる
「お父さんはやっぱり頼りになるね」
そういう姿を見せることは、子育てにおいて非常に重要です。
家長として父親として頼れる存在でいることは、子供の心に安心を与えますし、「父親」という存在の意義をしっかりと植え付けることになります。
2.言葉ではなく行動することで理解させる
女性(母親)は、何でも言葉で理解させようとしがちです。でも、それでは子供には伝わらないことがあります。
そういう時こそ、父親の出番です。言葉も大切だけれども、行動することも大切。
それを言葉ではなく行動で示すのが、父親に求められる役割です。
3.子供にとって大きな壁となる存在でいる
父親の役割の1つとしてあげられるのは、常に子供の壁で居続けることです。
子供は壁を乗り越えて成長するものです。
壁となり続けるのは容易ではありませんが、子供の成長を促すのなら、子供が父親の背中を見て育つように壁で居続けることを努力しましょう。
4.社会のルールを教える存在でいる
子供にとって「父親」は社会との接点でもあります。
子育てに関する細かなことを母親に任せていたとしても、社会に出た時のルールや常識は父親が教えたいものです。
男性から見た社会のルールを教える存在。それが父親に求められる役割の1つです。
5.子供を遊びに連れて行くことも大切な役割
厳しいだけの父親では、子供は萎縮してしまいます。身体を動かして一緒に思いっきり遊ぶことも父親に求められる役割です。
女性が好む遊びと男性が好む遊びは違います。
母親である妻の負担を軽減するためにも、父親目線で遊びに連れて行くということはとても大切です。
6.妻の愚痴を聞き、子育てのガス抜きをする
子育て中の奥さんは精神的に余裕がなく、大きなストレスを抱えています。
そういう奥さんの愚痴を聞いてガス抜きをしてあげるのも、夫であるあなたの大事な役目です。
夜、子供が眠った後に、または奥さんが話しかけて来た時に、邪険にするのではなくしっかりと話を聞いてあげましょう。
そうすることで夫婦間の愛も深まるはずです。
7.何かあったら最後に必ず助けてくれる存在
子育てにおける一番大切な役割と言えば、何と言ってもこれ。「何かあったら最後に必ず助けてくれる」ということでしょう。
妻の側からすれば、子育てがどんなに大変であっても、「最終的に必ず助けてくれる」と思えれば、多少の辛さも何とか乗り切れるものです。でも、「助けてくれない」と思うような状態であれば、不満がどんどん溜まってしまいます。
子育て中の妻が求める「最終的な安心感」。それを与えてあげることが、夫に求められる一番の役割です。
子育てにおいて父親に求められる役割を7つ紹介しました。どれも少し意識を配ればできることばかりです。特に難しいことではないので、奥さんのためにも気を配るようにしてくださいね。