BTSメンバーの誕生日にファンが「母校へ壁画」を献上
「BTS」メンバーのV(キム・テヒョン)が、去年12月30日に26歳の誕生日を迎えた。
飛ぶ鳥を落とす勢いの人気アーティストだけに、世界中でたくさんの祝福が行われ、あの米経済誌『Forbes』にも韓国人アーティストとして初めてファンによる全面広告が掲載されたという。
さらにさらに、今回はそれだけに留まらなかった。
なんと、前述の米誌への広告を出稿したVの中国のファンクラブ「China Baidu VBar」が、Vの出身小学校(実際には1年生から5年生まで通ったとのこと)である大成(デソン)初等学校の壁に大きな壁画をプレゼントしたという。
Vにちなんだ紫色と、彼のお気に入りのアーティストであるゴッホの絵画「StarryNight」を背景に、彼の楽曲のアートワークが同地区の高さ2m、長さ33mの壁に描かれた。
© Walk Together/YouTube
もはや、ここまでくると民間でできる範囲を超えているようにも思えるが、じつはこれ、小学校と区役所の承諾を得たうえで、連携して行われたものらしい。
同地区のPR部門を務めるハン・ミヒャン氏は、「ここには、大成で最も古い伝統的な市場である西門市場が近くにあり、通りの向かいには達城公園があります。達城公園は、Vが若い頃によく訪れた場所です。多くのファンや観光客がこの地域を宣伝する良い機会になると思います」とコメント。
地元メディアも「地域の誇り」と報じており、この場所が新たな観光名所として、多くのファンを集めることを歓迎しているようだ。
同グループのファンが大きな影響力を持っていることは以前から報道されているが、まさか新しい観光名所を作ってしまうとは。これも新しい「イミ消費」の形かもしれない。
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