2031年、国際宇宙ステーションが太平洋に「落下」し、引退

2月3日、「NASA」は2030年末まで「国際宇宙ステーション(以下、ISS)」の運用を継続し、その後、太平洋に“落下”させる計画を明らかにした。

言わずと知れたISSだが、アメリカ、カナダ、日本、ロシア、そして欧州の宇宙機関によって運用されてきたこともあり、正式に期間が延長されるにはこれらすべての承認が必要となる。

ちなみに、現時点では2024年までの運用は合意が取れている。

NASAの計画によると、ISSが役目を終えた後の2031年1月には、それを南太平洋の「ポイント・ネモ」と呼ばれる海上の陸からもっとも遠い場所に落下させる予定とのこと。

また、同年からは民間企業が運営する宇宙基地をISSの代わりにするという。

各国の宇宙機関はどのような決断を下すのだろうか? 注目だ。

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