国際宇宙ステーション仕様の「ハーブ栽培キット」
宇宙空間で野菜の栽培をしている写真を見たことがありますか?国際宇宙ステーションでは、いまNASAの「水耕栽培」システムで植物の栽培研究が行われているそうです。
その最新技術を利用して、地上でも楽しめるハーブキットが開発されました。なんでも、5週間で種からぐんぐんハーブが成長しちゃうんだとか。
シンプルで機能的
採れたてのハーブを楽しもう!
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比較的育てやすいハーブですから、日ごろから室内栽培している人も多いはず。でも、いくら育てやすいからといって時間をかけて世話をするとなると、やっぱりそれなりにコストはかかりますよね。
きっとこの「Spacepot」は、そんな人たち向け。
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こうして見るとインテリアにも十分馴染むデザインですよね。では、このどこにNASAの革新が込められているのか?
曰く、宇宙空間での栽培を考慮し、「水と栄養液」でハーブを水耕栽培するための要素をすべてまかなってくれるのだとか。つまり土は必要としないということ。
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まず、ポットに水と栄養液を入れます。栄養液の中にはホウ素、カルシウム、銅、鉄、マグネシウム、マンガン、モリブデン、硫黄、亜鉛が含まれていて、これらがハーブの成長を促すそう。
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次に、発芽用の小さな専用鉢に種を植える。開いた部分から根が伸びるため、植え替えも不要。
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もちろん日当たりも影響するでしょうが、土がないことが逆に栄養が行きわたりやすく、地上よりも速く、大きく成長するそうですよ。
最短でわずか5週間。ガーデニング好きならばお分かりでしょうが、これ種からと考えれば確かに速い。
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メーカーによると、ミシュラン星を獲得したレストランにおいて、Spacepotを試験運用、その栽培スピードは大きなメリットとして受け入れられているようですよ。
ちなみに、手の届かなそうな値段を想像してましたが、1ポット54ドル(約6千円)で手に入れることもできるみたい(「Indiegogo」で資金調達中)。インテリアとして、料理のアクセントに、あるいは子供への教材としても。さすがに無重力状態でとはいきませんが、せめて気持ちだけでも。