リアルタイムで宇宙へ!国際宇宙ステーションの周囲を浮遊できるメタバース

国際宇宙ステーション(ISS)をリアルタイムで体験できるメタバース「ISS SPACE WALK in METAVERSE」が先月公開された。

プロジェクトデザインスタジオ「バスキュール」が開設した、KIBO宇宙放送局と「JAXA(宇宙航空研究開発機)」が共同開発したのは、地上400kmを秒速8kmで飛行するISSの飛行位置と、地球の昼夜を再現したVR空間。

VRヘッドセット「Meta Quest 2」を使用して、今まさに地球のまわりを飛んでいるISSの外を遊泳する宇宙飛行士の視点が疑似体験できる。

© Bascule Inc. - Project Design Studio / Twitter

このメタバースは、7月27、28日に開催された「METAVERSE EXPO JAPAN 2022」にて初公開されたもので、現場では視点を楽しむだけでなく、VRコントローラーにより移動できる宇宙飛行も再現。慣性の法則により、コントローラーから手を放しても進み続けるなど独特の浮遊感も味わえる。

先月の公開は、メディアおよび関係者向けの博覧会のものだったが、今秋10月18日(火)~21日(金)に開催される「CEATEC 2022」の会場内で、一般公開の予定もあるとのこと。

© ISS SPACE WALK in METAVERSE / YouTube
Top image: © iStock.com/Inok
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