「マクドナルド」をめぐる都市伝説、ついに終止符か!?
「マクドナルド」の商品は腐らない──。
都市伝説のように語り継がれるこの話題について、ひとつの証拠となり得るビッグマックがアイスランドに存在し、それはなんと2009年10月30日に購入されたものなのだとか!
購入者はHjörtur Smárason氏。彼は2012年に引っ越しをする際、自宅のガレージでマクドナルドの紙袋を見つけたという。恐る恐るそれを開けてみると、なかには原形をとどめたビッグマックとフライドポテトの姿が。彼は「15分前に購入したばかりに見えた」と、メディア『Atlas Obscura』に語っている。
じつはマクドナルドは2022年2月時点でアイスランドには存在していない。金融危機をはじめとした理由で、2009年に撤退しているのだ。つまり、Hjörtur Smárason氏のそれはアイスランドのもっとも古いビッグマックということ。
この奇跡のビッグマックは「アイスランド国立博物館」に寄贈されてからは、1年間の展示の後、同国のホステルに移動されている。今、Hjörtur Smárason氏が購入したビッグマックは“歴史的遺物”と呼ばれているとのこと。
本当に腐るのか腐らないのかの議論は置いておいて、ほぼ原形をとどめていたことによって、ビッグマックがレガシーになったのは非常に興味深い話だ。
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