自動車の「バンパー」がまさか「スーツケース」に生まれ変わるなんて……!

目からウロコのユニークなプロダクトが登場した。それが、トラベルバッグブランドの「プロテカ」より発売されたスーツケース「マックスパスRI」だ。

一見すると普通のスーツケースだが、コレ、なんと「マツダ」の自動車のバンパーを再利用して作られているという。

©エース株式会社

使用済みバンパーから生成されたポリプロピレン樹脂をスーツケース外装部のボディシェルに、生地の端材から生まれた再生ポリエステルを内装の仕切りとインナーケースに使用。

とくにボディシェルについてはバンパーの再生素材100%の使用だそうだ。

また、専用の金属型に原料を流し込んで固めるインジェクション成型で作られたことで、本来、金属パーツとなる部品の多くを樹脂素材で生成。金属の使用を少量に抑えることを実現した。

機能面でも、走行時の体感音量を大幅に削減した独自の「サイレントキャスター」に、夜間の走行の安全性を上げるLEDライトの採用など、かゆいところに手が届く細かな配慮が。

使用後はスーツケースのリサイクル活動「エースリサイクルプロジェクト」で資源として回収。リペアできるものについては、修繕後にNPO法人などに寄付されるという。

容量は2〜3泊向けの38リットルで、機内持ち込みも可能。価格は税込3万9600円。気になる方はオンラインストアをチェックしてみては?

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