【エアバス】再生可能燃料を使った貨物船のテスト運航を開始

言わずと知れた航空機メーカー「Airbus(エアバス)」が、サステナブルな社会へ向けて舵を切った。

同社は、再生可能燃料を使って貨物船をテスト運航するとのこと。なんでも、植物油食用油から生成されたディーゼル燃料で、化石燃料などは含まれていないという。

©2023 Airbus

期間は18ヵ月を予定していて、「Airbus A320」の主要なパーツを運ぶ「Ciudad de Cadiz」で試験をするとのこと。フランスのサン=ナゼール、チュニジアのチュニス、イタリアのナポリを運航するらしい。

今回のテストでは、1回の運航につき二酸化炭素の排出量を最大20%削減できるんだそう。

1年間で計算すると、およそ6万トンのCO2削減につながるようだ。

ちなみに、同社は2019年に「持続可能な航空燃料(SAF)」の採用、2021年にはバイオガスによるトラックの運行などを実施している。

陸海空でサステナ化を目指す「Airbus」の今後に注目だ。

Top image: © 2023 Airbus
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。