「グッドイヤー」が、素材の90%がサステナブルなタイヤを開発
サステナブルな社会に向けて進む、電気自動車の普及。一方、タイヤも環境に配慮されたものへと変化してきているようだ。
アメリカのタイヤメーカー「グッドイヤー(Goodyear Tire and Rubber Company)」は、素材の90%がサステナブルなタイヤを開発。炭素排出量の削減が見込めるカーボンブラックを使ったり、石油ベースの製品を減らすために大豆油を採用したりしているんだそう。
©2023 The Goodyear Tire & Rubber Company
また、このタイヤは従来のものと比べて転がり抵抗が低いらしい。そのため、燃費がよくなり、結果として二酸化炭素の排出量を減らす効果も期待できるという。
なお、同タイヤは社内、社外両方のテストに合格していて、自動車への取り付けが認められているとのこと。今後は、大量生産を可能にして市場への供給基盤を確立するんだそう。
©2023 The Goodyear Tire & Rubber Company
同社は、2030年までにサステナブル素材100%のタイヤ開発を目指しているとのこと。持続可能な社会の実現へ向けて、着実に前進している——。
Top image: © The Goodyear Tire & Rubber Company