メガネ難民ゼロへ──。「OWNDAYS」が久米島に「遠隔で視力測定」ができるメガネ店をオープン

メガネとサングラスの製造、販売を手掛ける「OWNDAYS」が、沖縄県の離島である久米島に島内で唯一となるメガネ店を出店した。

というのも、人口約7500人で近年は高齢化も進んでいる島内には、潜在的なメガネユーザーも多いとみられていたにもかかわらず、これまでメガネ店はひとつも存在しなかった

そんな状況を受けて、「OWNDAYS」は出張販売によるサポートをおこなってきたが、物流や人事コストの問題からなかなか店舗の設置には至っていなかった。

結局、不具合が生じた場合は沖縄本島の店舗へ持っていく必要があり、根本的な問題解決とはならなかったのだ。

しかし今回、ついに島内に実店舗を設けることに。

©OWNDAYS
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その理由として、新型コロナウイルスをきっかけに既存店舗のDX化が急速に進み、リモートでの対応品質が向上したことが挙げられる。

久米島店でも、東京本社のコントロールセンターとリモート接続することで、店舗に専門スタッフがいなくても遠隔視力測定や保証サービスなどの相談をすることが可能に。

また、店内には約400本のオリジナルフレームを展示しており、実際に手に取って着用感や仕様の確認もできるそうだ。

国内にある人口1万人以下の離島は全部で254。そこには久米島同様に“メガネ難民”になっている多くのユーザーがいるに違いない。

そんななかでのOWNDAYSの取り組みは、ユーザーのニーズを満たしながら、店舗運営にかかる人件費などのランニングコストを大幅に削減したロールモデルになっていきそうだ。

Top image: © OWNDAYS
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