鯖江の技術で蘇る60'sデッドストックの「米軍用メガネ」
ロサンゼルスの倉庫から発見された、50年以上前に製造されたデッドストック状態のGIグラスのリム。そのリムを福井県鯖江で整備して蘇らせるプロジェクトがスタートした。
GIグラスとは、アメリカ軍が官給品として支給したメガネのこと。発見されたクリアグレーのモデルは、第二次世界大戦後に生産(1968年に生産終了)されたもので、ニッケル合金製のワイヤーリムからセルロースアセテートへと変更になる過渡期のもので、コレクターズアイテムとしても非常に価値が高い。
当時のリムをメンテナンスし、それに合わせてテンプルを製作するには高度な技術が必要となる。そこで白羽の矢が立ったのが、“メガネの聖地”として知られる鯖江のメガネ職人の技術だったのである。
放っておけば失われてしまう文化資産を人へ引き継ぐことで保護していく「CULTURE BANK」によるこの取り組み。クラウドファンディングでは、すでに多くの出資が集まっている。
©CULTURE BANK
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ウェリントンシェイプにダイヤ型のリベットが特徴。
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レンズを特別に染め上げサングラスとして製品化予定。色も忠実に当時のものを再現している。
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