わずか19秒間の「つまんない動画」が2億2000万再生!どういうこと?

何気ない一日に思えるような日が、世界のどこかでは特別な記念日だったり、大切な一日だったりするものです。

それを知ることが、もしかしたら何かの役に立つかもしれない。何かを始めるきっかけを与えてくれるかもしれない……。

アナタの何気ない今日という一日に、新しい意味や価値を与えてくれる。そんな世界のどこかの「今日」を探訪してみませんか?

YouTubeにはじめての動画がアップロードされた日

言わずと知れた人気の動画共有プラットフォーム・YouTube。

2016年にテック界のドンであるGoogleの傘下に加わったことでその勢いは増し、現在はGoogle検索に次いで2番目にアクセスの多いウェブサイト(サービス)となっています。

動画ファイルをアップロード&共有できるだけでなく、ライブストリーミングや音楽配信サービス、チャット機能、さまざまなオプションが盛り込まれたサブスクサービスなどその展開を拡大し続けるYouTubeですが、今日が同サイトにとって記念すべき日であることをご存知ですか?

2005年4月23日、20:27──。

ネイビーのウインドブレーカーを羽織った青年が、薄曇りにみえる空の下、二頭のアフリカゾウが草をはむ檻のまえで話している動画がYouTubeにアップされます。

© jawed/YouTube

All right, so here we are in front of the, uh, elephants, and the cool thing about these guys is that, is that they have really, really, really long, um, trunks, and that's, that's cool, and that's pretty much all there is to say.

(さて、私たちはゾウのまえにいます。ゾウのいいところは、すごく......うん、すごく長い鼻かな。いいよね。えっと......そんな感じ)

お世辞にもおもしろいとはいえない、わずか19秒のコメントと動画。

この動画に映っている人物の名は、ジョード・カリム。いまや1日で10億時間分以上の動画が再生されているYouTubeの創設者のひとりです。

......もう、おわかりですね?

そう、17年前の今日4月23日は、YouTubeにはじめて動画が投稿された日なのです。

「Me at the zoo(動物園にいるよ)」と題されたこの動画は、2022年4月現在、2億2000万回以上再生され、現在の動画サービスの礎を築いた“名作”として語り継がれています。

YouTubeが“観る”ためだけのものではなく、多くの人が“参加”するコミュニティとしての意味をもてたのは、もしかすると、最初に投稿されたのが、この何気ない日常のワンシーンだったからなのかもしれませんね。

Top image: © Ocean Eloy/Shutterstock.com
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。