アノニマス、Nestléの“自作自演“に引っかかる痛恨のミス?

ロシアからの完全撤退を拒否したフードチェーン「Nestlé」に対し、「オペレーション(=ハッキング作戦)」の開始を宣言したのは、あのアノニマス 

ワールドワイドの匿名ハッカー集団である彼らは、世界中で発生する不正や、権利・自由を侵害する者へハッキング攻撃を行い、毎度多大なダメージを与えることで有名。 

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そして、間もなくしてアノニマスのツイッターにて作戦の成功が発表され、パスワードなどを含む10GBにも及ぶNestléのデータが流出

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したかのように思われたのだが……。 

後日、Nestléの広報より衝撃の真相が発表された。 いわく、アノニマスが盗んだデータはすべて“自作自演”による偽物だという。 

アノニマスが盗み出したデータは、Nestléが今年2月に作成したB2B向けのテストデータが誤って外部からアクセスできるようになっていただけのものであり、実際の機密情報とは無関係であるそう。 

つまり、Nestléが自作したデータを自ら流出しただけで、アノニマスの攻撃による損害ではないということ。 

真偽の程は不明だが、本当に「アノニマスが攻撃に失敗した」ならば、これは中々に珍しいこと。しかも、それが「自作自演のハッキングに引っかかったせい」であるならば。 

正義の一大ハッキング集団も、時にはミスを犯すこともあるだろう。この世には絶対などというものは存在しないということか……。

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