世界で初めて、身体に障がいを抱えた宇宙飛行士が誕生したらしい!
以前当メディアでも紹介した、「欧州宇宙機関(ESA)」が身体に障がいのある人たちに対して宇宙飛行士選抜試験の応募を可能にした件。
ついに、身体に障がいを抱えた宇宙飛行士が誕生したらしい——。
©ESA - P. Sebirot
宇宙飛行士の歴史を動かしたのは、イギリス出身のJohn McFall氏。彼は19歳のときにバイク事故に遭い、右脚の切断を余儀なくされたとのこと。
事故後、彼は再び走れるように特訓を重ね、なんとパラリンピックに出場するほどの陸上選手になったという。2008年の北京五輪では100mで銅メダルを獲得しており、彼のことを知っている人も多いのではないだろうか——。
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おそらく、これから彼には過酷な訓練の日々が待ち受けているだろう。しかし、パラリンピックのメダリストになり、宇宙飛行士として採用された彼なら、宇宙へと飛び立つ日はそう遠くないと思えてしまう——。
Reference: John McFall
Top image: © ESA - P. Sebirot