宇宙飛行士のコーヒーブレイクには「意外な専用カップ」が存在していた

私たちが日常生活で当たり前のようにやっていることでも、当然ながら宇宙という無重力空間においては簡単にはできないことが多い。カップでコーヒーを飲むことも、そのひとつのようだ。

欧州宇宙機関(ESA)所属のイタリア人宇宙飛行士Samantha Cristoforettiさんが、無重力空間でのコーヒーの楽しみ方を動画で紹介している。

© Samantha Cristoforetti / Twitter

通常のカップにパウチからコーヒーを注いでも、カップの底にコーヒーがへばりついてしまい、飲むことが非常に難しいようだ。

そこで活躍するのが、無重力空間でも簡単に液体が飲めるようにデザインされた専用カップ。飲み口が尖っていて、毛細管現象を利用し液体を吸い上げる仕組みになっているとのこと。

ちなみに、このカップはパウチからコーヒーを吸い出すのに嫌気が刺した宇宙飛行士によって、開発されたものなのだとか。

宇宙飛行士たちが使用しているカップは、649.95ドル(約9万6000円)と高値がついているものの、オンラインで購入できる。

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Top image: © iStock.com/pick-uppath
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