「猫アレルギーの出ない猫」誕生か
米ヴァージニア州のバイオテック企業「InBio」が発表した最新のレポートによると、「猫アレルギーを打開できる」可能性が高まっているのだそう。
いわく、猫アレルギーの原因となっている「Fel d 1」と呼ばれる遺伝子は、猫にとって必須のものではなく、これを“削除”することでアレルギーを起こさなくできるという。
すでに研究チームは、「CRISPR-Cas9」という遺伝子配列を用いたゲノム編集によって、Fel d 1を効率よく欠損させることに成功。
この研究は、猫のアレルゲンをなくせる可能性を広げる第一歩として注目されていて、今後の更なる成果に期待がかかっているのだとか。
遺伝子を削除というと大手術のように感じられるが、猫ちゃんにとって苦痛のないものであるなら、「ぜひにも」という猫アレルギーの人たちの期待の声が聞こえてきそうだ。
ともあれ、InBioの研究が成就することを願おう。
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