丸洗いOK!なのに、紙からできた「育てるリュック」

リサイクル素材を用いた製品がエコなことはわかっていても、機能デザイン耐久性が優れていなければ、思想や気持ちだけでは長く愛着あるモノとはなりにくい。これだけ、世の中にエコマインドな製品が増えてくれば尚のこと。

普段使いのモノだからこそこだわりたい——そんなエコもおしゃれも譲れない人たちにおすすめのバッグをご紹介!

©Makuake
©Makuake

イタリアのオフセット印刷メーカー「AGC」が2006年に立ち上げたブランド「Essent'ial」。その名が示す通り、どれだけデジタル化が進んでも、人間の生活に欠くことのできない「紙」を使ってつくるエコロジカルなメッセンジャーバッグだ。

しかもこのバッグ、「洗える」というから驚きだ。

実のところ、ウォッシャブルペーパー(洗える紙)は以前からバッグとしても以前から使われている。が、その多くは耐久性に難があったり、デザインが物足りなかったり、ましてや“洗う”といった発想は皆無だったはず。

ところがどうだ。

セルロースからできた同ブランドの洗える紙は、パルプを繊維分解し特殊な技術でつくられたクラフト紙だそうで、型崩れしにくく破れにくいという特徴を備えている。なんでも、洗濯ネットに入れてフツーに洗濯しても問題なしだとかで。

この再生素材そのものの強さもあるが、バッグの内側にキャンバス生地を貼ることで強度を高めているんだそう。水や雨を吸い込みやすいという性質も、市販の防水・撥水スプレーで対応すれば、汚れもつきにくくなる。

くしゃっとした折り目やシワによる経年変化を楽しむだけでなく、ガンガン洗ってタフに使って自分色に染め上げる。そんな用途も満たしてしまうのが、「Essent'ial」のバッグ。

©Makuake

ロールトップのバッグは3サイズ展開。もっとも小さい「Small messenger」でもA3サイズで13インチのノートPCがすんなり収まるサイズ感。

こちらと真ん中サイズの「Medium messenger」はともに再生コットン100%のショルダーを伸ばすことで、ショルダーバッグとしても使える2wayタイプ

もっとも大きい『Messenger office』のみリュック型の1wayタイプだが、マチが12cm、ワイドも36cmと十分な容量が確保できる。各サイズ6色展開とカラバリも申し分なし!

現在、応援購入サービス「Makuake」にてプロジェクト展開中。価格は1万2980円(税込)〜。

そうそう、ブランドコンセプトは「エコロジカルな商品を、サステイナブルに利用する」。環境にいいのはもちろん、モノとしても愛着がもてる洗える紙のバッグ。自分好みに育ててみてはいかがだろう。

© Takahisa Kido / YouTube

Essent'ial

【購入ページ】https://www.makuake.com/project/messenger_bag/

Top image: © Makuake
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。