デジタル技術を使った「いじめ」「不登校」の早期発見が拡大中

教育がデジタル化し、学校の授業にタブレットが使われるようになった昨今。じつは、勉強だけではなくいじめ不登校の対策にも「デジタル技術」を活用しようとする動きが広まっているらしい——。

具体的にどうするかというと、児童や生徒同士の関係性を可視化するとのこと。タブレット上に提出された課題を全員で共有し、コメントの内容やいいねの数をもとに子どもたちの関係性を把握するんだとか。

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また、タブレット端末で子どもたちに気分体調を毎日報告してもらったり、いじめのアンケートを実施したりするシステムもあるとのこと。SOSを早期発見し、問題が深刻化する前に対処するのが狙いだ。

ちなみに、岐阜県大垣市では、デジタル技術を使ったいじめ、不登校問題への取り組みを既に実施しているらしい。

「NTTコミュニケーション株式会社」と「株式会社WEBQU教育サポート」が提供するシステムを小中学校に導入し、いじめの早期発見不登校の防止に役立てているとのこと。

以前は子どもたちの状況を把握するのに紙のアンケートを使っていたため結果が出るのに数ヶ月を要していたが、デジタル化によりタイムリーな対応が見込めるようになったようだ。

ニュースでたびたび報じられるように、いじめや不登校は取り返しのつかない事態を引き起こす危険性をはらんでいる。もしデジタル化で子どもたちの心身の健康を守れるなら、一刻も早く全国に普及してほしい——。

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