世界人口が「80億に達する」のは、なんと今年の11月らしい……

人口がどんどん減っている日本にいると、実感が湧かないことかもしれない。だが、「国際連合（UN）」の報告によると、今年の11月中旬をめどに世界の人口は80億人に到達する見込みらしい——。

新型コロナウィルス感染症の影響で人口増加率こそ低くなっているものの、人の数は増える一方。

とくにインドが顕著で、来年中には中国を抜いて世界で最も人口の多い国になるんだとか。

国連のLiu Zhenmin氏は、「人口の急激な増加により、貧困や食糧不足などの問題が深刻化する恐れがある」としている。

ちなみに、人口増加は8つの国に集中しているとのこと。

インドのほかに、エジプトやフィリピン、コンゴ民主共和国などが世界人口の増加に"貢献"しているらしい。その一方で、61の国と地域では人口の減少が予想されているんだとか。

80億人の世界をどうやって成立させるか。そして、エリアごとの人口のアンバランスにどう対処するか——。

世界は今、大きな困難に直面している。