専門家が勧める、「サメから生き延びる方法」とは?
映画『ジョーズ』や『ロスト・バケーション』などはサメの恐怖をしっかり味わえるけれど、心のどこかで「自分とは無縁だ」と思うことだろう。
たしかに、普通に生活している分にはサメに遭遇することはまずない。だが、可能性はゼロとも言い切れない——。
そこで、専門家たちが勧める「サメから身を守る方法」を5つほどご紹介しよう。
1.
サメの目を見つめながら
ゆっくり後退する
もし海中でサメに出会ってしまったら、サメの目を見続けることが大切らしい。サメは待ち伏せて獲物を狙うタイプのため、目で追われるのは苦手とのこと。
また、バタバタするとサメの好奇心を刺激し、襲ってくる可能性は高まるという。落ち着いて、サメの目を見ながらゆっくり後退して岸や船に向かうのが回避法なんだとか。
2.
釣りをしているエリアには入らない
釣りをしているエリアでは、サメとの遭遇率が高まるという。なぜなら、投げ込まれたり捨てられたりしたエサを目当てにサメが来る場合があるんだそう。
具体的には、釣り人を見つけたら、そこから約50mの範囲内は泳がないほうが無難とのこと。
3.
ライフガードと仲良くなる
冗談に聞こえるかもしれないが、じつは地元のライフガードと親しくなるのは有効らしい。とくに、なじみのない海で泳ぐ場合はサメについての予習が大切なんだとか。
4.
“死んだふり”はNG
サメが襲ってきたら、死んだふりをしてはいけないらしい。鼻やえらなど、サメの繊細な部位を狙って攻撃する必要があるとのこと。
もし海中でサメと遭遇したら、なんとか気絶は避けたいところだ——。
5.
最後は……本能に従うべし!
人間の本能は、あながち無視できないらしい。何か危険だと思ったら、その直感に従って海から出たり、海に入るのをやめたりするのが正解なんだそう。
「それができたら苦労しない!」と言いたくなるが……。
「サメから身を守る方法」は、今回紹介したものも含めてさまざま。ぜひ、本能で「これだ!」と思ったものを頭の片隅に入れておいてみては——?
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